86で考える人権シリーズ1期1クールまとめ。 1期前半も終わったのでまとめました。約15,000文字。 そもそも人権って何でしょうか? この国の人間で人権を分かっている人はごく一部です。裁判官や弁護士ですら分かっていない。ネット上で人権という言葉を使ってる殆どの人は人権について真正面から考えた事はないでしょう。分かったつもりになっているだけで。だってこの国の構造にそもそも人権なんて組み込まれていませんから。 そんな中で、86は人権を真正面から扱っている小説であって、中々に見ごたえがあります。という訳で、自分も86を通して人権に真正面からぶつかって見ました。 人権について考えるきっかけになって貰えれば幸いです。 因みに。「作者の死」(The Death of the Author)と言われています。賛否両論ありますが、テクストとして公開された以上、好き勝手解釈してみました。同様にこの文章も公開した時点で作者は死んでいる事になるんですかね。そういう意味で、世の中は死人で一杯ですね。 フランスの哲学者ロラン・バルトが1967年に発表した文芸評論の論文。バルトはテクストは現在・過去の文化からの引用からなる多元的な「織物」であると表現し、作者の意図を重視する従来の作品論から読者・読書行為へと焦点を移した。 要約 人権を考えるうえで、人間と権利について分離をした。その上で、人間とは何か、権利とは何かを考察した。 次に基本的人権として、平等と自由について考察を行った。 また、SDGsと多様性からこれからの人権について考察した。 これらを踏まえ、最後にこれからの人権についてを記載した。 過去記事は こちら から。