Kindleで紙の出版をする方法(Kindleペーパーバック)

 とうとう日本でもKindleのペーパーバック(紙での出版)可能になりましたね。

オンデマンド・サービスなので、在庫リスク無しで販売可能です。

どうやらISBNも勝手に取得してくれるみたいで、色々と便利そう。

という訳で、Kindleペーパーバックのやり方について、調べた事を徒然と紹介します。

因みに、自分はこんな本を出してます。(電子版ですが)

参考URL

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G202172740


後ですね、Amazonは英語がメインなので日本語訳が間に合っていない場合もあります。

最近お気に入りの翻訳サイトをご紹介します。

https://www.deepl.com/ja/translator


前提条件

KDPに登録している事です。
ここは色々なサイトに書いてあるので、それをみてやって見て下さい。
一番面倒なのは、税金の所。マイナンバーで良いらしい。


手順1:本を作ろう。

これが無いと何も始まりません。

本の内容自体は各自考えて頂くとして、それ以外の内容を。

先ずは必要となる原稿について。これは本文と表紙で分ける必要があります。

本文について

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GVBQ3CMEQW3W2VL6

詳しくは上記を読んで頂くとして。

判型を決める

https://www.daiichiinsatsu.co.jp/200_support/2313_booksize.html

始めに、本のサイズを決めましょう。

Amazonではミリメートルとかインチで記載されているので良く分かりませんが、こちらのサイトに書いてありました。

https://www.daiichiinsatsu.co.jp/200_support/2313_booksize.html

自分が出したい本のサイズを決めてから、本を作り出しましょう。
というのも、それによってマージンとかその辺の数値が変わるからです。

Wordの設定をする

次に、Wordの設定を入れましょう。
マージンとか目次とかの設定が書いてあります。更に、ページ数によって微妙に値が変わっているので、その辺も意識が必要です。
その他色々と仕様が書いてあるので、それに合わせて作成して下さい。
あと、本のサイズによって読みやすいフォントサイズというのがありますので、その辺も調べてみて下さい。
A4だと、11~12ptらしいです。

表紙について

これは本当に面倒くさそう。
アメリカのAmazonが表紙作成ツールを出しているので、それを利用して下さい。

他にも、こんなのもあります。
出力される内容は、PNGとPDFです。
表紙、背表紙、裏表紙の線が入っているファイルになるので、コレをパワーポイントとかペイントとかに張り付けて、頑張って表紙を作ります。
裏表紙にはバーコードが付くので、その辺も注意が必要です。

手順2:本を登録しよう

登録します。
因みに、日本語はWordのママだと登録できないらしいです。
本の詳細情報、本のコンテンツ、権利と価格の設定
の3つになります。
大体電子版と一緒です。
ポイントは2つ。

ポイント1:事前に印刷物が確認出来るか

これは出来るみたいです。校正刷りが出来ます。但し、有料です。(当たり前か)

ポイント2:販売価格はどうなるのか

まず、ロイヤリティは60%になります。
そこから、印刷コストが引かれた金額が入金されます。

印刷コストはページ数に対してかかるので、なるべくページ数を押さえたくなりますね。
特に空白の目立つページは辞めたい。
因みにカラーで200ページにすると、印刷コストは975円位になります。
これがロイヤリティから引かれるので、最低販売価格は大体1700円位になります。
普通の出版の場合、著者の手元には販売価格の10%手に入るので、それを基準にして値段を計算すると良いかもしれません。
オンデマンド印刷だから、大量印刷のメリットは享受出来ないのは致し方なし。


簡単ではありますが、こんな感じです。
後で試しにペーパーバックでも出して見ようかと思いますが、電子版との違いとしては、
 間違っていたからと言って簡単に直せる訳じゃないよ
という点かと。
校正用に手元に貰って、ちゃんと確認した方が良いですよね。
手元にプリンタがあるなら、そっちで印刷して確認するのが一番かとは思う。

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