魍魎の匣

魍魎の匣
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前作「姑獲鳥の夏」の続編。
京極堂シリーズの中では一番見たかったやつ。
映画化されたので、見てみた。
小説版とは色々と違うので、原作知っててもそれなりに楽しめるかと。
てか、コメディ色が強いので、原作知らなくても楽しいかと。


暗い性格で友達もいなかった楠本頼子は、クラス一の秀才で美少女の柚木加菜子に突然「私たちは互いが互いの生まれ変わりなんだ」と声をかけられる。
不思議な事ばかり言い、難しい文芸雑誌を読む加菜子に戸惑う頼子だが、互いに孤独だった二人は親交を深め、2人で最終電車に乗って湖を見に行こうと約束するが、加菜子は中央線武蔵小金井駅のホームから突き落とされ、列車に轢かれてしまう。
その列車に、たまたま勤務帰りの木場が乗り合わせていた。
木場は加菜子が運ばれた病院に向かうが、そこへやってきた加菜子の姉・陽子を見て目を疑う。
彼女は木場が密かに憧れる女優・美波絹子に瓜二つだったのだ。
瀕死の重傷を負った加菜子は、謎の研究所に運ばれ、集中治療を受ける。
実は加菜子は、絶対に死ぬわけに行かない身分の娘だったのだ。
その頃、多摩を中心に、バラバラ死体が相次いで発見される。
事件を取材する敦子と、それに付き合っていた関口、鳥口は、森の中で道に迷ううちに、謎の建造物を見つける。
それは正方形の巨大な、まさに「匣」だった。
加菜子はこの中で高度な治療を受けていた。
そして、厳戒態勢の中、治療を受けていたはずの加奈子は忽然と姿を消す。
木場は、陽子が加菜子を誘拐する予告状を持っているのを見つける。

■トレイラー


■原作
魍魎の匣 (講談社ノベルス)
京極 夏彦
講談社
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木場修が頑張る話なんだけど、あんまり頑張っているように見えないのが残念。
原作はもっとごちゃごちゃしていて、クライマックスとか好きなんだけど映画はいまいち。
それも残念。
きっと妖怪色が前面に出てないのが原因なんだと思われ。
てか、2時間という枠にとらわれず、3時間位でも良かったのでは?と思う。
お金は出せないので、余り好き勝手は言えないけど。。。

原作どおりだと、次は「狂骨の夢」。その次の「鉄鼠の檻」は見たい。ぜひとも。
岩井俊二とか撮らないかなぁ。撮らないよなぁ。きっと。。。

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